【可愛いぱちんこ】第3回:可愛い手打ち台マーク

(写真)「パチンコ」で見つかるフリー素材より

 私たちが「パチンコ」と聞いて、思い浮かぶ形はどんなものでしょう?

 上のイラストはネットにあるパチンコのフリー素材の一部ですが、大体長方形で盤面があり(777が揃っていたりしますね)、その下に玉皿と丸いハンドルがくっついている……というものが当てはまるかと思います。

 しかし、ふと「手打ち時代のパチンコを表すマーク」のようなものって、あったのだろうか? と思い立ち、少し調べてみました。

(写真)手打ち台イメージ…(株)遊技ジャーナル社協力

 これが「手打ち台」のイメージですが、現在とは盤面の形やハンドルなど異なっており、これを図に表したものはどうだったか探してみたところ……

(写真)1971年、設備機器展示会より…(株)遊技ジャーナル社協力

 これ! こんな可愛いイラストを、1971年の呼び出しランプ展示会写真の中から見つけました。当時は当り前だった手打ち台を簡略化すると、確かにこのような図になりますね!

 特に可愛いのはハンドル部分を表しているところだと思いますが、手打ちハンドルをイメージしたマークは、実は現在でも見ることができます。それは……

 パチンコメーカー「A-gon(エーゴン)」のロゴマークです。同社は2015年、約40年ぶりとなる手打ち台を発表してファンを驚かせましたが、そのロゴにもしっかりと手打ちハンドルがあしらわれているのです。

 またこれに関し、ハンドルではありませんが他にも手打ち時代を思い起こさせる、可愛いマークを現在でも見つけることができます。

 大工の源さんシリーズで再び市場を盛り上げている三洋の、丸いロゴマーク。これは、昭和に登場した「オールもの」と呼ばれるパチンコの払い出しを視覚化した部分が元になっています。

 こちらの盤面中央にある、丸い部分。中には次に払い出される玉がスタンバイされており、ここをシンボル化したマークが三洋のロゴとして現在も生き続けているというわけです。

 昭和、平成、令和という時代を超えて、こうした可愛いマークが生き続けている奇跡。改めてパチンコの歴史への敬愛を感じざるをえません。(神保)