第1回アミューズメント業界ビジネスコンテスト 優勝は“税金でパチンコ”の「さとぱち」
- 2025.01.28
- パチンコ・エンタメニュース
アミューズメント業界から今後展開される新しいサービスを考える「第1回アミューズメント業界ビジネスコンテスト」(全日本学生遊技連盟/学遊連主催)の本戦が、1月18、19日に東京都港区にあるDMM.com本社で行われた。
18歳〜24歳であれば誰でも参加可能な今回のコンテストは、2024年4月1日~11月30日の応募締め切りまでに148チーム、総勢308名がエントリー。ワンシートの書類選考から、7チームが本戦に出場した。本戦では、アイデアシートを元にスライド資料を作成し、審査員の前で自らのアイデアについてⅠチーム15分間のプレゼンテーションを行った。
会場審査員には、コンテストの特別協賛企業であるタツミコーポレーション代表取締役社長の李煥辰氏をはじめ、アンダーツリー、ユーコー、夢コーポレーション、DMM.comの人事担当者、さらにゲスト審査員として人気ユーチューバーSUSURU TV. のSUSURU氏が出席した。本戦では優勝賞金77万円をかけて、未来を変えるサービスを生み出す若者たちの熱き戦いが繰り広げられ、本戦会場も大いに沸いた。
審査は6名の審査員により、資料の完成度、プレゼンテーションの巧さ、業界研究度、チームワーク、将来性、熱意などの項目別に600点満点で採点され、見事優勝に輝いたのは、494点を獲得した天竜閣(東京)の「玉を弾くだけで社会貢献⁉ふるさと納税パチンコ台『さとぱち』」。
“税金でパチンコ”のキャッチコピーのもと、地域活性化を目的に遊技者が特定の自治体を選択し、遊技収益の一部がその自治体へのふるさと納税として寄付される仕組。遊技者はふるさと納税を行った先の自治体から専用のパチンコ台「さとぱち」(各自治体の観光名所や特産品をモチーフにした演出を搭載)遊技の権利(貸し玉)を取得しホールで「さとぱち」を遊技、勝ち(出玉)に応じて選択した返礼品が自宅に送られる。納税を促すため、大当り確率や出玉は通常の台より高めに設定し、またホールは貸し玉料金が売上になる。娯楽を楽しみながら社会貢献が可能になる“新時代のふるさと納税プラットフォーム”といったアイデアだ。
優勝した天竜閣のメンバーは「とにかく楽しかった。自分の妄想を現実に近づけることが難しかったが、メンバーの力でわかりやすく可視化できたことが良かったと思います」とコメントした。
また、ゲスト審査員のSUSURU氏は「“税金でパチンコ”という斬新なキャッチコピーがとにかくインパクトがあった。プレゼンのチームワークもよく、もし実現したら業界に革命が巻き起こるだろう」と高く評価した。
最終順位は以下の通り。
優勝 天竜閣(東京) 494点
2位 JoySphere(東京) 472点
3位 イキイキした毎日(徳島) 444点
4位 革命デュアリズム(鹿児島) 444点
5位 ARERIS INNOVATION(愛知) 406点
6位 香川大学起業部(香川) 395点
7位 エフコラ(愛知) 371点
なお、賞金は優勝チームに77万円、以下準優勝33万円、3位11万円、4位~7位には3万円が贈られた。
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