SANKYO特別協賛「第15回 白鵬杯」両国国技館で開催!

 ㈱SANKYOが特別協賛した「第15回 白鵬杯」(主催/第15回白鵬杯実行委員会)が、2月11日に東京・両国国技館で行われた。

 「白鵬杯」は大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が主催する少年相撲の国際親善大会で、今回はモンゴルやウクライナの強豪国に加え、初参加のウズベキスタン、キルギス、スコットランド、アゼルバイジャンなど海外から13の国や地域が参加。5歳から中学3年生までの計1,144人・166チームの選手たちが熱戦を繰り広げた。

 開会式で宮城野親方は「一生懸命稽古をしてきたと思うので、日頃の成果を発揮して下さい」と挨拶。継続開催できたことに謝意を述べ、相撲文化の活性化と広がりに期待した。 

 今回の「白鵬杯」は弟子の暴力問題で宮城野部屋が当面閉鎖した影響で開催が危ぶまれていたが、同じ一門で転属先の伊勢ヶ濱部屋の伊勢ヶ濱親方(元横綱旭富士)に相談の上、日本相撲協会の許可を得て継続開催となった。伊勢ヶ濱親方は「子どもたちも楽しみにしていたと思う。みんな元気で相撲を取っている姿を見て開催できて良かった」と話していた。

 相撲教室では宮城野親方自らまわしをつけて指導。伊勢ヶ濱部屋の幕内力士の熱海富士、尊富士、伯桜鵬も土俵で子どもたちに稽古をつけた。

 大会では、宮城野親方が尊敬する“昭和の大横綱”大鵬(納谷幸喜氏)の遺志を受け継ぎ、献血運搬車「白鵬号4」を日本赤十字社に贈呈。また、大会の白鵬杯ポスターは、漫画「キン肉マン」の作者・ゆでたまご氏が寄稿。「富士山バージョン」と「幟バージョン」の2種類のポスターを通じ、「友情パワー」を表現した。