「レジャー白書2023」プレス説明会開催 パチンコ参加人口は前年比プラス50万人の770万人に

 10月26日、日本生産性本部は都内にて「レジャー白書2023」プレス向け説明会を開催した。同白書は、レジャー関連の動向について多角的な数値を発表しているデータ集。

 パチンコ関連では、2022年の市場規模が14.6兆円で3年連続の横ばいとなった。パチンコは2年連続で売り上げ増となったものの、パチスロの落ち込みで相殺されてしまったと分析している。

(写真)山口 有次氏(桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授)

 参加人口は770万人(参加率は8.1%)と前年比プラス50万人となった一方で、今後の参加希望率は前年比0.3ポイント減少の5.7%となり、やはり興味をもっと集め新規ユーザーを獲得することが課題となりそうだ。

 また、年間平均活動回数は31.9回(前年比横ばい)で年間平均費用は8万8400円(前年比マイナス5800円)。男女別参加率は男性13%(前年比プラス1.4%)、女性3.4%(前年比プラス0.2%)となった。

 白書では今後スマート化によって作業や設備投資の軽減による効果が期待されると結んでおり、スマパチへさらなる注目が集まりそうだ。