「みんパチ・スロサミ 2025」が開催され、約9,000名が来場〜ファン向け合同イベントは2006年以来19年ぶり〜

 2025年8月9日、東京国際フォーラムにてパチンコ・パチスロファンに向けたイベント「みんなのパチンコ・パチスロサミット 2025(略称:みんパチ・スロサミ2025)」が開催され、約9,000名が来場した。

 業界団体が揃ってファン向け試打イベントを開催するのは、2006年の「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ展示会」以来19年ぶりとなる。

 当日行われた記者会見では、まずパチスロメーカーの組合である日電協の小林理事長が「本日は、パチンコとパチスロが力を合わせて盛り上げていきたいと思っています。パチスロではAT機やノーマル機など様々なニーズがありますが、新たに登場する“BT(ボーナストリガー)機”はそれらの中間に位置する存在であり、今後の普及によって多くのユーザー様に楽しんで頂けることでしょう。また今日のイベントで多くの方が実機に触れて頂くことで、そのきっかけになればと期待しています」と、挨拶を行った。

 続いてパチンコメーカーの組合・日工組の盧副理事長から「本日はファンの皆様に感謝の気持ちを込め、人気機種や新機種を揃えて楽しんで頂けることを期待しております。7月7日には新たなゲーム性“LT3.0プラス”を搭載した機種の導入も始まり、今後さらにパチンコのゲーム性を進化させることができると信じております。パチンコは今後ゲーム性の幅を広げつつ、PACHI-PACHI-7のような新たな広告宣伝の施策を考えていくことが重要です。長く続いて来た遊びの文化を継承し、皆様の心を元気にして参りたいと思います」と、挨拶が行われた。

 その後、壇上にはゲストの盛山晋太郎、矢口真里、山本裕典、ジャンボたかおが登場し、会場の見どころや機種の魅力などについて笑いを交えながら紹介した。

 テープカットやフォトセッションの後、いよいよ会場オープンとなり、入場を待ちかねた2000人ほどがお目当てのエリアへ向かった。

 主なコーナーの様子は、以下の通り。

<試打コーナー>

 稼働中の人気機種や注目の新機種など、パチンコパチスロ約200台を自由に打てるコーナー。試打体験で記念品がもらえることもあって、長蛇の列ができた。

<Bluetooth/有線イヤホン遊技機>

 今年10月からホール導入が始まる、有線イヤホン(ヘッドホン)対応の実機を一足早く体験できるコーナー。

<一球入魂・一打入魂>

 玉1個、メダル一枚に思いを込め、当りを引ければ景品がもらえる。

<メインステージ>

 ゲストのタレントや演者による、ステージイベントも人気を集めた。

<物販コーナー>

 メーカーが発売している機種関連グッズの他、実機のパーツなども多数揃えられ、開幕と同時に多くのファンが訪れた。