【可愛いぱちんこ】第4回:可愛い「ターボです」
- 2022.03.19
- 可愛いぱちんこ
うっかりしてたら、当コンテンツの前回投稿からもうすぐ1年が経とうとしていました。……ドヒャーン!
というワケで、驚きついでに? 今から約40年前世間をビックリさせた「デジパチ」初期のマシンの一つ、西陣の『ターボX』にまつわる可愛い話を書きたいと思います。
この機種は、7セグに7が3つ揃うと宇宙船のような部品が中央に集まって来てアタッカーのように玉を拾う仕組みとなっていて、それもまず可愛いと思うのですが、当時ホールに導入された時の写真をいくつか見ているうち、ある“キャンペーン”の可愛さに気づいてしまいました!
これは、関西の導入店に表示された遊び方ボード。それまでデジパチというものがほとんどなかったため、揃ったらとにかく店員を呼んでくれというものでしたが、よく見ると「7が揃いましたら」とかではなく「ターボになりましたら」という書き方、ちょっと変な感じがしませんか?
その謎は、大当りになったお客さんの画像を見たとたん、解けていきました。
当っているお客さんの上部に刺さったハート形の表示。そこには
ターボです!! おめでとうございます 777
と、控えめな文字で書かれており、つまりは既に登場していたSANKYOの『フィーバー』が「フィーバーしました!」とコールされているのに対し、西陣では「ターボしました」という表現を根付かせたい狙いがあったのでは? と強く感じたのです。
そうだそうに違いない! とうなずきながら、平和の『ブラボー』シリーズでも昭和の頃までホールによっては「ブラボーおめでとうございます!」などとコールしていたのを思い出しました。
それにしても、当時のデジパチといえば出玉青天井のギャンブル性が問題になったほどの存在でしたが、ハートマークのターボ告知……あまりにも可愛すぎませんか(笑)?
40年ほど前、フィーバー(大当り)をターボと呼ばせたかった西陣と、その割に控えめで可愛いハート形の札。タイムトラベルできるなら、絶対これもらいたいですね(笑)。
※写真や文章の無断転載を禁止します
-
前の記事
京楽がNFTオリジナルアート第一弾を発売開始 2022.03.19
-
次の記事
SANKYOが「第12回白鵬杯」に特別協賛 2022.03.22